強直性脊椎炎とは
強直性脊椎炎とは、40歳以下の若い男性に多く発症し、背骨や骨盤を中心に関節や靱帯に原因不明の炎症が起こる病気です。
うなじや背中、腰、骨盤にこわばりや痛みがあらわれます。夜間や朝方などに安静にしていると痛みは強くなり、運動することで良くなることが特徴的な症状です。炎症が持続することで、背骨の曲げ伸ばしが困難になり、運動制限をきたします。
次の症状などが特徴として見られます
- 首から背中、腰や骨盤にかけての痛みやこわばり(動かしにくい感じ)
- こわばりは朝のほうが強い
- 通常の腰痛と違って、安静にしているより体を動かした方が痛みが楽になることが多い
- 痛みのある部位は日によって変わることも多い
- 前かがみの姿勢になり、体を反らしたり上を見たりすることができなくなる
- 目の痛み
- 目の充血
- アキレス腱や足の裏の痛みは朝に一番症状が強くしばらく歩きまわると軽減する
- 熱
- 全身がだるく、疲れやすい